意外と知らない?!お風呂のカビについて
2021年09月28日
お風呂のカビの対策と予防について
「いくら綺麗に掃除しているつもりでも、気がつけば黒いシミのようなものが、、」といった経験をお持ちの方は多いと思います。また、石鹸やシャンプーのボトル置き場、あるいは排水口のぬめりを何とかしたい、という声もよく聞きます。
実際にホームセンター等へ行くと、沢山のお掃除グッズや洗剤等が売られていますが、今回は、そんなお風呂のカビ対策、予防について見ていきます。
記事の目次
1、お風呂のカビの正体は?
2、お風呂のカビが好む条件は?
3、お風呂のカビを退治するには?
4、お風呂のカビを予防するには?
5、まとめ
1、お風呂のカビの正体は?
一口にお風呂のカビと言っても大きく分けて、「黒カビ」「赤カビ」の2種類のものがあります。
黒カビ
黒カビは壁や床、天井などに発生するもので、元々は土の中にあり空気中に飛散しているもので、お風呂場にも存在しています。それが、浴室の壁等に着床し、成長していき、菌糸が根付いていきます。
赤カビ
カビという風に呼ばれていますが、実は酵母菌の一種なのが、いわゆる赤カビです。石鹸やシャンプーのボトルの周囲や排水口、風呂桶のぬめりの正体で、毒性等はありませんが、放置しておくとどんどん増えていきますし、黒カビの養分にもなってしまいます。 一度、定着したカビを取り除くことは勿論大変ですが、黒カビは黒ズミが残ってしまいます。
2、お風呂のカビが好む条件は?
では、先ほど紹介した黒カビや赤カビといったお風呂のカビが好む条件とはどんなものなのでしょうか。
「湿度」「温度」そして「栄養」がポイントになります。
湿度
湿度70%以上を好むと言われています。
温度
20度から30度までがカビの成長しやすい状況と言われていますが、これ以外でも成長するカビもあります。
栄養
排水口等のぬめりはカビの成長を促進する栄養となります。 このような高温多湿の条件と適度な栄養があれば、カビはどんどん繁殖していきます。
つまりお風呂場は、カビにとっては最高の条件といってもいいものです。
3、お風呂のカビを退治するには?
一度、発生したお風呂場のカビを退治するには、次のような方法があります。
・高温(50度以上)のお湯をかけて、掃除を行う。
・漂白剤、重曹、クエン酸等を使用する。
塩素系漂白剤をキッチンペーパーに染み込ませたものや、片栗粉を混ぜてペースト状になったものを混ぜたものでカビを覆っておくと、より深い部分まで浸透し、カビを退治することができます。
漂白剤の中には、使用方法を誤ると危険なもの等もありますし、お子さんがいるご家庭等では、できるだけ漂白剤を使用したくないといったケースもあると思いますから、そんな時は、少し手間がかかるかもしれませんが、重曹やクエン酸とったものを使った掃除も試してみてください。
4、お風呂のカビを予防するには?
一度出来てしまったカビを取り除く方法を簡単に紹介してきましたが、やはり肝心なのはカビを予防することです。
普段から出来ることは、カビが好む環境と逆の状況を作りだすことですが、次のようなことを心掛けてください。
・窓や換気扇により湿度を下げる。
・お風呂のお湯を抜く、使い終わったら冷たいシャワーを天井や壁面にかけ、温度を下げる。
・こまめな清掃でぬめりを取り除く。
また、くん煙剤や防カビスプレー、テープなどの使用や、シャンプーのボトルなどの収納方法を見直すといったことも有効です。
5、まとめ
今回は、お風呂のカビについて見て来ました。
いくら一生懸命に掃除をしても、発生したカビやその跡を綺麗にするのには、大変な労力が必要となってきます。特に、集合住宅のお風呂などは、換気がしにくい場合も多く、掃除に苦労されていると思います。
私達も、退去の手続きの時などに、そんな苦労の跡を拝見することがあります。 勿論、カビは衛生上よくないものでもありますから、出来ればカビとは無縁の健康で快適な生活を送りたいものです。
私達は、あなたの
「住みたい!」に「トコトン!」
お調べし、お探しします。
そして、そこで快適な毎日を送っていただくのが、使命だと思っています。
お風呂のカビに関するお悩み等なんでもお気軽にお声がけください。