リフォームとリノベーションの違いとは?

2021年06月17日

「リフォーム」それに「リノベーション」という言葉について、見たことも聞いたこともないという方は恐らくいらっしゃらないのではないでしょうか。

 

どちらも工事に関する言葉ですが、果たしてどのような意味なのでしょうか?違いがあるとすれば、どのようなことなのでしょうか。

 

案外、物件選び住まい探しにも関係してくることですから、今回は、リフォームとリノベーションについて見ていきます。

 

 

記事の目次

 

1、リフォーム、リノベーションとは?

2、それぞれの特徴、メリット・デメリット

3、気を付けることは?

4、物件選び、住まい探しにも関係してくる?

5、まとめ

 

 

 

住宅計画

1、リフォーム、リノベーションとは?

リフォーム計画

最近は、テレビでも住まいのリフォーム、リノベーションに関する番組が人気を呼んでいたり、Youtubeで、DIYでリフォーム、リノベーションにチャレンジする動画が投稿されていたりします。


リフォームとリノベーション、それぞれの言葉について、明確な定義や違いはありません。

ですが、漠然とですが、次のような風に使い分けられているように感じます。


リフォーム・・・・・修繕、機能回復
リノベーション・・・改造、機能追加


少し、硬い表現になってしまいましたが、要するに

 

リフォームは元の状態に戻す

リノベーションは何か新しいものにする

 

といった感じだと思います。


例えば、クロスの貼り換え、洗面台の入れ替えはリフォーム、2間続きの和室を1部屋の洋室にするといった工事はリノベーションといったところでしょうか。

 

 

2、それぞれの特徴、メリット・デメリット

メリットデメリット

では、次にリフォームとリノベーション、それぞれについて見ていきます。
 

 

ずは、リフォームです。


リフォームの特徴は大きな構造的な変化を伴わないことです。

 

先ほど、紹介したような壁紙や床の貼り換え工事等がリフォームの代表選手ですが、

メリットは手軽さにあります。工期も短くて済み、その分、費用を抑えることもできます。

 

デメリットとしては、ライフスタイルの変化といったことに対応できないことです。
 

 

次にリノベーションについて見ていきます。


リノベーションという言葉は、比較的目新しい言葉のような気がしますが、勿論、工事の内容としては、昔からあったものです。改造、改築という言葉に近いものですが、リノベーションと言うだけで、なんだかオシャレな住まいを想像させます。

 

自分達の望む住まいを形にすることができるということが、最大のメリットだと言えます。

 

逆にデメリットは、工期が長くなりがちなこと、費用がかさむことをあげることができます。

 

 

3、気を付けることは?

ポイント

リフォーム、リノベーションを検討する際に、気をつけるところを紹介していきます。


まず、自分が置かれている現状、それにこれからの未来まで想像することです。


例えば、住まいに関して、今のままでもあまり不便を感じていない、そして費用をかけたくない、それにこれから先も、家族構成の変化や働き方等ライフスタイルの急激な変化はなさそうだという場合は、リフォームでも十分かもしれません。

 

逆に、今だと在宅勤務でテレワークが続きそうだとか子供の成長といったライフスタイルの変化への対応が必要な場合、十分な効果を得るためには、リノベーションが必要となってくるかもしれません。

 

ただ、リノベーションの場合、今もそこに住んでいる場合は、工事期間が長引く、工事が大掛かりになるといった影響を受けますから、仮住まい等それへの対応が出来るかどうかが大切になってきます。

 

 

4、物件選び、住まい探しにも関係してくる?

家選び

リフォームやリノベーションというと持ち家だけに関することかとお思いかもしれませんが、賃貸での物件選び、住まい探しにも影響してきます。


1つは、物件自体がリフォーム、リノベーション済みの場合です。この場合は、内装も綺麗な物件であることが期待できます。


もう1つは、以前の記事でも触れましたが、賃貸の中にもリフォーム、リノベーションが出来る物件があるということです。

 

昔は、リフォームやリノベーションは、賃貸住宅とは無縁なものでしたが、今では、ご自身でリフォーム等をされた場合は長く住まれるケースが多いため、安定して入居者を確保することができると言った事情があるからです。

 

 

5、まとめ

ブログ21

今回は、リフォーム、リノベーションについて見て来ました。

 

言葉の定義はともかく、住まいを、よりよくするためにすることに変わりはありません。ただ、工事は、時間も費用もかかるものですし、元に戻すことはできません。

 

巷に溢れる、一見するとお洒落な、いわゆる「ばえる」情報に流されることなく、現在、そして未来をしっかり見据えて、考えるようにしてくださいね。

 

勿論、私達は、そんなご相談にも誠意を持ってお応えします。

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